鬼と巫女と桃太郎
恋慕と運命を描く、退鬼師と巫女と鬼の物語。伝承に沿って現れ鬼を討たんとする“桃太郎”
予言に翻弄される“姫巫女”
そして桃太郎と姫巫女を待ち望む鬼の頭領の息子“紅蓮”
――恋慕と思念が絡み合い、運命に縛られた三人と、桃太郎のお供、高麗、百済、新羅の結末は――
「我々に命じてほしい」
「ずっと御側にいますわ。我等が若君」
「嫌だ!僕は嫌だ!兄者を殺すなど出来るものかっ!」
「このまま死して償い地獄へ堕ちろ!」
「お前はもう俺のものだ」
「紅蓮、ならば私は」
桃太郎モチーフ和風ファンタジー
書いた人: 雨夢
最終更新: 2012-2-15 みんなのオススメレビュー
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