その他

□ニブルヘイムの7不思議。
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「私も二つ位しか知らないんだけど…あの頃ニブルヘイムの給水塔から出る水がたまに赤くなる時があったの。子供たちは血だとか言って怖がってたんだ。」

「…赤い…水…」

「ヒィィ…ほんまに血ィやったら怖いですなぁ…」



給水塔の…赤い水…?
そう言えばそん時ザックスになに調べてたか聞いたな…



「それなら俺ザックスから聞いた。なんか、給水塔の中にフェニックスのマテリアが入ってて、その色が染み出してたんだって。」

「「「へ?!フェニックスのマテリア?!」」」



ティファとシドとリーブの声が見事にハモって、一斉に俺を見た。



「あ…あぁ…ザックスにそのマテリア見せて貰ったから確かだ。」

「なぁんだ…あの時結構怖かったのに…マテリアだったなんて…」

「しかしマテリアの色て溶け出るものなんですなぁ!」

「ばっ…ばーろぃ!ビビらせやがって…!」



シド…言葉少ないと思ったらビビってたのか…



「次の不思議はなんだ?もしかしたらザックスに聞いてたかもしれないぞ。」

「ううん、私が知ってる二つ目の不思議はもう解決したの。」

「ちなみにどんな不思議なんだ?」

「こっ…怖かねーけど聞いてやらァ!」

「ドキドキですなぁ…」

「皆もすぐに分かると思うわ。あのね、神羅屋敷の地下から聞こえる呻き声の謎なんだけど。」

「「「…え?…それって…」」」



それって…ザックスからは何も聞いてなかったけどそれって…あの…



「「「ヴィンセントォォ?!!!」」」

「しっ!!声が大きい!!…絶対そうでしょ?ヴィンセントしか居ないよね?」



と、やはり俺たちの声が大きかった所為かヴィンセントが子供たちを撒いて俺たちの元へきた、いや、来てしまった。



「…なんだ呼んだか?」

「えっ?あ…うん!まあね!(クラウド何とかして!)」

「(え?!俺?!)あ、誕生日おめでとうヴィンセント!」

「…?…あぁ、ありがとう…」

「い、幾つになったんだっけ?」

「27だ。」

「え?確かヴィンセント30年近く寝てたんじゃ…」
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