ぺるそな3

□ジンの病気。
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「あぁぁ薬…薬…薬を落としてもうた…どこで落としたんかな…とにかくどないしよう…探さなあかんよなぁ…でも面倒いなぁ…あ!荒垣にやる分をなんとか誤魔化せへんかな…いやいやそれはマズいやろ…金が入ってこんようになってまう…金…?しかし荒垣の野郎どっから金持ってきとんねやろな…あ!もしかしたら奴等と同じように滅びの塔で拾っとるんかな!ブハー!笑えるわ!アカンめっちゃおもろい!あの荒垣が必死こいてシャドウから逃げつつ金を集めよる!アカン傑作や!…て何でや!何でわしひとりで荒垣んこと考えとんねん考えるんやったらタカヤのことにしとき!あぁぁタカヤ…わしはなんてアホの子やの…飯ならまだしも大事な薬を足りひんようしてまうなんて…アホの子と罵られてもしかたがない…いやいやまてよ?自分で作ればええのんと違う?作り方なら知っとるんやさかい。あったまええのぉわしー!タカヤ褒めて!わしを褒めたって!ん?ふと思ったわ。金なら荒垣から貰わんでもわしらで滅びの塔行って集めりゃええやんか。ってアカン!タカヤにんな守銭奴みたいなことさせられん!あぁぁぁあーごめんなタカヤーわしが不甲斐ないばかりにー…」


遠くの方で。


「…またはじまった…」

「どうかしましたか?チドリ。」

「…ジンの病気。」

「…今日はまた楽しそうですねぇ。」

「…飽きない…」




終。
次は続編。
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