ぎんたま

□結局普通にいいんじゃんお前!!
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副長も沖田隊長も俺に甘えて来るけれど、俺は二人に甘えたことはないんです。

だからたまには俺も誰かに甘えてみたい、それはわがままですかね?



「と、言う訳で旦那、俺を誰かに甘えさせてください。」

「え、ちょ、待ってよジミー君。それでなんでココ来ちゃう訳?普通に多串君で良くね?君達付き合ってんでしょ?」

「え?だってココ、万事屋ですよね?なんでも屋なんですよね?あと俺の名前は山崎です。次ジミーって呼んだら暗殺しますよ。」

「な…なんでも屋だけれども…ちなみに報酬はいくらなの?」

「あんまり出せませんが…2万円+酢昆布&真選組ソーセージ持ってきました!!」

「酢昆布とソーセージ?!マジでか!!銀ちゃん、引き受けるアル!!」

「2万円か…んまい棒チョコ味2000本分…ジミー君、全てこの万事屋銀ちゃんに任せな!!」

「お前ら簡単だなオイィィ!!しかもんまい棒計算てお前いくつだよ!!ガキか?!ガキか?!」

「うるせえな新一ィ…んまい棒はいくつになってもうめえんだよ。安くてうまいからんまい棒なんだよ。んまい棒ナメてんだろ、お前新一の癖して生意気なんだよ新一コノヤロー。」

「ふざけんなダメガネ!!今テメー酢昆布バカにしたな!!地味さも眼鏡も中途半端でとことん良いとこ無い奴が食い物バカにするなんてどういう了見アル!!死ね!!死ね!!もいっちょ死ねェェエァァ!!」

「ちょ、ちょっとツッコミいれただけでなんでそこまで言われなきゃなんないんですか!!山崎さんも見てないでなんか言って下さいよ!!」

「あはっ、ここはいつも賑やかですねぇ。ホラ俺ツッコミは心の中でかツッコミの人がいる場合はしない人なんで。それに普段は土方さんにガンガン突っ込まれてあんあん言ってる側だし。旦那、俺暗殺得意なんで楽に逝かせてあげますよ。」

「ちょ…ちょっとちょっとジミ…ザキ君、子供の前でそーゆー発言は控えてくんね?生々しいよ…」

「あぁすいません。退ったらうっかりさんでした。取りあえず許しますでも発言には気をつけて。」

「僕と同じ地味キャラなのに何故山崎さんは比較的ボケ側なのか…不公平だ…!!つーか…暗殺…?」
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