妖精の囁き

□〜翼〜
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空に浮かぶ街に 君はいたのかな


武器も 防具も 切り捨てて


君と二人で 暮らしてゆきたい


君の流す涙は。


それは  それは   綺麗で。


僕の心を惑わした。


そして  安心させる。


紅き大地に足をつけ


僕らは 生きていくんだ・・・−


大空に向う君の羽は


  片方が折れた。


僕の羽も


  片翼しか生えない。


二人で  一つ  。


共に生きよう 


この大地を歩きながら


幸せになるのも悪くない・・・−





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