ドクトルGの部屋

□僕の友達
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僕は、大人が嫌いで子供が大嫌いだった



転校が多かったせいで、心を許す友達もいなかったけれど、仮面を被った自分がいつの間にかいて、そいつは愛想がよくて、いい子ちゃんで…




大っ嫌いな自分だった





そんな僕を、西川くんは「お前なんて嫌いだ」って顔で眺めていた






最初は「何だ!?こいつ」と思ったけれど、一目見た瞬間に何故だか今でも解らないけれど「友達」になれそうな気がした




それは、確信にも近い直感だった




だけど、今こうして考えると、それは間違いなんかじゃなかった
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