オマケ

□穏やかな日々5題
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●1.あたたかな眼差し (全隊士+近)


ジー
ジーー
ジィィーーー

「な、何?何で皆して俺見てんの?」
「いや、アンタをあたたかく見守ろうかと」

「あたたかい……ってか生ぬるい!!生ぬるくて気持ち悪い!!!」


‥‥‥‥‥
↑副長以下全ての隊士(勤務に出ている者は除く)が局長を見詰めていたらしい


●2.甘さ控えめ (土→近)


「トシ、ぼた餅食う?ぼた餅。松平のとっつぁんからいっぱい貰っちまって」

と近藤さんがぼた餅抱えて俺のところにやって来たが、甘いものは好きじゃないと断った。
そうしたら

「そうだよなぁ。総悟にはさっきあげてきちゃったし…。ま、いっか。俺もまだ食べたいし、他の隊士もいるし」

なんて言いやがる。
俺より先に総悟のところに持っていった事も癪に障ったが、俺でなければ代わりは沢山いるってのには更にムカッ腹がたった。

「あ、ちょい待ち。近藤さん」
「ん?」

近藤さんは俺のところに来る前に、既にぼた餅を食べてきたのだろう。
口端についた餡がその証拠だ。

「俺はこんくらいの甘さで十分」

言いながら近藤さんの口についた餡をペロと舐めてやった。

近藤さんの顔がみるみると赤くなってゆく。


ザマァミロ。


‥‥‥‥‥
↑口の端っこ舐めるとか、ダイレクトに唇舐めるよりなんかエロいよね?


●3.小鳥に伝言 (土→近)
※死ネタ

少し前から小雀を飼っている。
巣から落ちて怪我をしていたところを拾ったのだ。
知らぬ振りをして小雀の脇を通り過ぎても良かったのだが、ヂュッヂュッと弱々しく鳴く声を聞いてつい放っておけなくなってしまった。
そんなこんなで、怪我が治って飛べるようになるまで、と期間限定的に飼う事にしたのだった。

「お前、もうすっかり良くなったな」

今では小雀はもうすっかり傷も癒え、鳥籠の中を狭そうに飛び回っている。

「分かった分かった。今出してやる。そのかわりに…」

鳥籠の戸に手をかけ、そっと開けた。

「空の上で近藤さんを見かけたら伝えておいてくれ。アンタがいなくなって、寂しい…ってよ」

小雀は勢いよく飛び出し、脇目も振らずに青空へ。


チュチュチュッ


返事かどうかは分からない。
けれど、元気に鳴きながら空へと向かう小雀に、俺は何となく感謝したくなった。

「ありがとよ」


‥‥‥‥‥
↑雀って…そもそも飼っていいのだろうか…


●4.始まりにキス (沖近)


「おはよう総悟」
「おはようございます近藤さん」

一緒に起きて。
まずはキス。


‥‥‥‥‥
↑甘いな…砂吐くな

●5.明日は春 (沖→近)


「近藤さん」
「ん?」
「そろそろ春ですぜ?」
「そうだなぁ」
「陽気が良くて、ついウトウトしちまう季節でさァ」
「うんうん」

「近藤さん」
「ん?」
「春です」
「…ハハッ!分かった分かった。膝枕、な?」


‥‥‥‥‥
↑この文読んでてハリセン●ンの近●春●さんを思い出すのは私だけだろうか…





◎Thanks◎
お題配布元サイト空を飛ぶ5つの方法


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