ゴリ誕文
□パフェとデート(銀→近)
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●パフェとデート
逢い引き、と。
勝手に銀時は思っていた。
(これは逢い引き。…いちごパフェ達との)
と、思い込もうとしていた。
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「給料出る度にお前にパフェ奢るのが決まり事になったのは、何でだったっけ?なぁおい、万事屋よぉ」
「アンタんとこの副長がヘタレオタクになっちまった時から。あれの解決に一役買った半永久的ギャランティーでしょうが」
「あぁ〜。いやでも待て。そのギャラは俺の貯金すべてを支払った…」
「だ〜か〜ら〜!その貯金っつーのがほぼ空だったんじゃねーか!!妙にドンペリ入れまくって身ぐるみまで剥がされた一件でよぉ!!あれだけ苦労して何でギャラが六千円なんだよフザけんな!ガキの使いどころじゃなかったぞありゃ!命があっただけ儲けもんだよ!…アレ?儲けたの?俺儲けてたの?じゃあギャラいらなくね??」
「その上六千円も貰ったのにパフェまでとは。お前、贅沢ものだな」
「って、なるかアホー!パフェくらいで済んでいる己の幸せを噛み締めやがれゴリラコノヤロー!!」
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毎月十五日。
パフェとの逢い引き。
と、銀時は思い込もうとしていた。
(だって俺、結構純なの。恋だのトキメキだの、いい歳だし恥ずかしいわけよ)
End.
2010.9.13