Get a Live!
□music.8 〜人を三回飲み込もう〜
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じゃなくて、
「じゃあ…」
ふるふると感動を押さえるように手が震える。
「あぁ。明日からはお待ちかねの学校だ!」
にかっと笑うと私は震える手を握り高い天井へと突き出した。
やったー!!と言う声と共に。
そして次の日、Mから借りていたパジャマからこちらの世界にトリップしてきた時の制服へと着替える。
ポップン学園は制服とかの規則はゆるいからどんな制服でも構わないらしい。
「リナ、着替えたか?」
ドア越しにMの声が聞こえ、肯定の返事と共に廊下へ出た。
「それじゃ行くぜ?」
「うん!」
「おう、良い返事だ!」
頭をぐしゃぐしゃと撫でると、玄関を出て学校へ向かう。
ちなみに神通力を使わないのは道を覚えるため。
いくら夢小説で迷子ネタがあるとは言え、実際なると大変だからね。
まぁ迷子ってのはオイシイけれど!
そんな考えをしている内にどうやら着いた模様。
目の前にはどでかい校門と校舎。
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