総合BL部屋

□素直に
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「素直にって言われても、んなもんなぁ…」




夏も終わりの頃、昼休みに体育館外のコンクリートに腰を下ろし一緒に来て立っていた木暮を見上げる三井。



「どうせまた宮城からロクでもない話でも聞いたんだろ。大体俺はそんなじゃねーし」


「ははっ、ロクでもないかは別だけど、三井は俺から見てももうちょっと素直になっても良いと思うよ」


三井の言った事に優しく笑いながらそう続ける木暮。


前からではあるが木暮は宮城からよく相談を受けていた。また木暮が赤木と付き合っているのも宮城と三井しか知らないという事もあってかよく木暮は2人の話を聞いている。
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