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□マイナーでもアイシテル
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――神羅ビル――
俺は自室でソファに座り何時ものようにLOVELESSを広げる。今日は非番だからTシャツとジャージと言う軽装だった
「………………」
気持ちの良い静寂のみが満たす部屋にインターホンの音が鳴り響いた。
――ピンポーン――
「…………」
面倒だから無視しているとまた数回鳴った
「ちっ………誰だ?」
しぶしぶドアを開けるとそこには親友のセフィロスがイラついた表情で立っていた
「……遅かったな……ドアを突き破って入ろうかと思っていたところだ…」
「…今日は非番で用などないはずだが?」
靴を履いて居ないので、土間ギリギリからドアを開けている姿勢のまま問う
「……暇だったのでな……」
「……まぁいいさ……入れ…」
セフィロスも普段は見れない上下ジャージの姿だった
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