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□リアル?鬼ごっこ
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クラウド:「……………」
ザックス:「あっ!居た!」
クラウド:「Σうわっ?!
来るな近寄るな追いかけて来るな〜!!」
必死でザックスから逃れるため、ミッドガルの七番街スラムの裏路地をひたすら走る。
クラウド:「俺はノーマルなんだ!!
ティファ一筋なんだぁぁぁ!!」
叫びながら走ると、その先にはレノとルーファウスが……
レノ:「クラウド!!俺様の所に来いよ、と!!」
ルーファウス:「いいや!レノのような仕事サボり魔には近寄らせん!!」
レノ:「なんだって!?
これでもちゃんと仕事はやっているぞ、と!!」
ルーファウス:「ふん。よく言う。
ここでは結果がすべてだ!」
クラウド:「どっちにも行かねぇ!!」
二人がもめている間をすり抜け、更にスラムの最深部に向かう。
大体、こんなの企画したのはよりによって、Zキャラの中で一番ノーマルだと思ってたザックスだぞ!?
――約二時間前――
ザックス:「なぁ、クラウド、今日非番なんだろ?」
クラウド:「あ、あぁ……そうだけど?」
ザックス:「俺達と鬼ごっこやらねぇ?」
クラウド:「鬼ごっこ?懐かしいな……よし!やる!」
で、今に至る。
クラウド:「なんでこんな変則的な鬼ごっこに参加しなくちゃいけないわけ?!」
??:「それは皆がクラウドの事を愛しているからだ……」
後ろから声がして、バッと振り向くと、何時もはアバランチの良心のヴィンセントが立っていた。
クラウド:「…まさか…ヴィンセントも参加者?」
ヴィンセント:「一応私もクラウド、お前を…」
クラウド:「わ――!!!!
それ以上言うな馬鹿――!!!」
近くにあった手頃な石を投げつけた。
そしてモロに喰らったヴィンセントは虚しく倒れて行った。