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□マンキン双子誕生日SSハオ葉。完
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誕生日なんて…

ただ死を約束されたうえで勝手に産み落とされた日…

だからどうでもよかった…

誕生日なんて…



「はぁお?どしたんだ?ボーっとして??」「え?あぁなんでもないよ」

今日はヨウと僕が生まれた日。
つまり誕生日だ。
今日はヨウの希望もあって、今さっきまで、蓮やホロホロその他大勢を呼び誕生日会をしていた。
今はいつものように騒ぐだけ騒ぎやっと皆帰ったところだ。
部屋(宴会場?)は酒やジュース、食い物、怪しげな物体が散らかっていた。
「うっわ〜;すごいな…足の踏み場が無い‥」
ハオは部屋の前でウンザリとしていた。

「ははっ…仕方ないよ;皆かなりはしゃいでたからな;」
ヨウは隣で苦笑した。「なんで、僕達の誕生日なのに、あいつらの後始末しなくちゃいけないんだよ…。うわっ…!これ、まだ中に酒入ってるし;」
ハオは近くにある缶ビールをツマミあげた。「皆酒持ってきてたからな…あ、これ、蓮が持ってきた中国の酒だ…結構余ってるな…。どうする?ハオ?」
「どうするって…飲めばいいじゃん。」
「飲むって…これ全部をか?」
未開風の酒はかなりある。しかもジンにウォッカにテキーラ…他にもカクテル、焼酎、チューハイ、ビールにワイン…アルコール度数が高いのがあるうえに他にもゴロゴロと酒が転がっている。
見ているだけで酔いそうだ…。


「……無理だろ‥。」
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