夢小説

□嵐神風絵巻
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江戸幕府の時代でした。江戸時代には、なんとも美男子が伍人も居ました。大野智守(おおのさとしのかみ)、櫻井翔守(さくらいしょうのかみ)様、相葉雅紀守(あいばまさきのかみ)様、二宮和也守(にのみやかずなりのかみ)様、松本潤守(まつもとじゅんのかみ)様。それぞれ、役職もあり、御上にお仕えする身分でした。


「智守様。御報告を申し上げます。」
智守が居る隣の部屋から、少し襖を開け、報告した。
「お百合さんではないか。如何した?」
百合という人は、智守にお仕えする忍、くのいちでした。
「はい。三日前から追っている、浪人を見つけ、後をつけましたところ、智守様の思われている通り、山下藩邸に入って行きました。」
「やはりな。御苦労であった。」
「ひっぱりますか?」
「…ひっぱらない方が良いと思うが?」
突然、そう言ったのは、翔守でした。
「翔守殿。」
「もっともっと、情報を肥えさせてから捕らえた方が良かろう。」
「御意。」
「お百合さん。いつもいつも御苦労だ。あなたにはいつも感謝しておるぞ。」
「智守様の為でしたら、私は、何でもやらさせて頂きます。」
「そうか。今日は、身体を休めると良い。下がっても良いぞ。」
「はい。では、私はこれにて。」
そう言って、百合は、行った。
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