置き詩

▼書込み 

04/08(Sun) 02:05
動乱/С
橘 鷲聖

さっきから、コルク栓の撃ち合いで、彼らは無我夢中の同心円を巡り、俺たちだけが潮風を探しながら、対のカードの待ち時間を撫でていた
ここは点滴より頼りない外灯が青褪めているだけだ
綴じ忘れの栞が、星たちの番をしていようと、悪い予感を引くときを免れないだろう
あの気狂いの忌々しい発作、忽然と風が止み、酔いに酔った連中が、一度に固唾を呑みこむような、その瞬間にも一心に煙草を吸っている様だ
コルク栓の撃ち合いに乗じたなら、心臓か急所を精確に狙っている極みのなかに

嫉妬

それなら舌を噛み契る、覚束ない靴を濡らし、覚束なく、夢から醒めた暁には、俺を逆さまに抱いている
アルコールに火、それはくすぶる煙草の些末でも十分な、互いに最悪の手の内だったに違いない



彼女の名、つまり黙示、悪態、偶有的な飢餓、ゆきずりの女たちが置き忘れていった銘柄、と香り、つまり存在は、現れも消えもせず、打ち寄せた架空には、神聖な音が発し、滑らかな何処かを指し示し、または貪欲な砂を蹴ろうとした、耐えられない意味の襲撃が、血の座標だけを散りばめて、俺たちは古き良き仕来たりのせいで死ぬ

きみは

まるで星のあとさきだ、冬の部屋をまだ覚えている
書きかけの便箋の
EZWeb

05/15(Tue) 23:45
m(_ _)m
ミチ

レス遅くなりました。
素敵な詩、ありがとうございました。
EZWeb

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