Rainy days
□Rainy days
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ファッション雑誌だからなのか、やたら今日は女性スタッフが多い気がする。
あ〜あ。
ユノヒョン、がっつりターゲットにされちゃって。。
「失礼します。」
少し控え目に入ってきた女性。
彼女…どっかで。。
「あ、本日はよろしくお願いします。わたくし、wardの編集をやっております森みゆきと申します。」
その人は丁寧に名刺を差し出し深々とお辞儀をした。
「あの…。」
「はい?」
「あの…どこかで会ったことありましたか?」
「えっ?えっ?」
突然そんなことを言うと周りのスタッフは大笑い。
「チャンミン〜古いよその口説き文句(笑)誰に教えてもらったんだ?(笑)」
「いや、そうじゃなくて…」
「あ〜うちのチャンミンがゴメンなさい。変なこと言っちゃって。」
ユノヒョンも変なフォロー。
でも、僕は間違ってない。
絶対どこかで見た気がする。
「あ、あの…とにかくですね、おおまかなことはちゃんとしたうちのスタッフが説明しますので、」
「あれ?あなたは違うの?」
キョトンとした目でユノヒョンが聞いた。
「あ、はい。私はサブスタッフでして…また後ほどスタジオで説明しますので。」
そう言って彼女はスタイリストと打ち合わせする為に楽屋を出て行った。
、