Rainy days

□Rainy days 15
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「今夜話したいことがあるの。」



仕事の休憩中にかかってきた亜美からの電話。
今話せないことですか?と聞けば、長くなるからと言われ、仕事終わりなら…と了解し指定された場所へタクシーで向かった。


着いた場所は最近出来たばかりのクラブ。
大物芸能人ばかり集うと噂の場所。

こういう所ちょっと苦手だな。
ヒョンも連れてくれば良かったななんて思っていると、携帯にメールの着信音。

開くとそれは亜美からで、
『表にいる男性にチャンミンのこと話してあるから顔パスで入れるよ!着いたら中に入ってきてね。』

となんとも勝手なメール。


タクシーを降りて見つからないように入り口にいる大きな男性に話しかける。


「あの〜わたしチャンミンと言い…」

「亜美様からお話は伺っております。どうぞ、中へ。」


あ、はい。
何も言えないまま、男性に中へ案内され大きな扉を開けた。




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