Rainy days

□Rainy days 13
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「チャンミン、説明してくれよ。名無しさんちゃんと何があったんだ?」


仕事が終わって、宿舎にマネージャーに送ってもらい部屋に入るなりヒョンの質問責め。


あぁ、もうシャワー浴びて早く眠りたいのに。。



「今日のヒョンはいつになく素直な行動でしたね。あれじゃバレバレですよ。」


笑いながら言うと、怪我した人にあれは当たり前の行動だとヒョンはドヤ顔で言う。


「僕が答える前に、ヒョンも正直に言って下さい。」


「…何を。」


「…いつから…名無しさんを好きでしたか?」


「チャンミン…俺はっ、」



「今はインタビューじゃないんですよ。本音で語って下さい。」


そう言うと、ふぅっと小さいため息をついてヒョンは固い表情になった。







「チャンミン、俺はお前から彼女を奪おうなんてこれっぽっちも思ってない。ただ…名無しさんちゃんを好きになったかもしれないっていうのは…チャンミンの言うとおり本当だよ。」



「でしょうね。名無しさんが家に来る度、必ずヒョンは出かけていても早く帰ってくるし、ヒョンの目線の先には必ず名無しさんがいましたから。」




「俺、そんなに分かりやすかったか?」



「誰が見ても明らかでしたよ。…ただ名無しさんは鈍感なんで気付いてませんが。」



「そ、そうか。気付いてないなら良かった。」



「今日の行動で気付いたかもしれないですけどね。…まぁ、もう僕には関係ありませんが。」




「チャンミン、この間から変だぞ?名無しさんちゃんとずっとケンカ中か?」




「…ヒョン。僕たちは別れました。」





だから、遠慮なく名無しさんにアタックして下さい。






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