MAGAZINE BN...SS

□骸ツナ
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…◆◇◆TUNA◇◆◇27◆◇◆…




  欲しい…
    欲しいんです…




綱吉くん…

いつになったら僕に堕ちるのですか?

もう堕ちるまで…待てませんよ…





◆骸ツナ
・堕と奪◆





「ん………ここは…?」



ゆっくりと目を開き擦りながら起き上がる綱吉。
周りを見ると自分の知らない部屋。
不安になり、その場から立ち上がろうとした瞬間…




ジャラ…




「な…に?…え…鎖?」



綱吉の足首には少し錆び付いた銀色の鎖。近くの鉄の柱と繋がれていた。





「起きましたか、綱吉くん」


「…っ……む…骸!?」



綱吉は戸惑っていて、声をかけられるまで骸が入って来たことに気付かなかった。




(クフフ…大きな目を見開いて驚いている。僕がいきなり現れたのですから驚くのも無理ないですね)





「ここはどこなんだ。なっなんで、こんなところにいるんだよ…まさか俺を連れて来たのは骸なの?」



不安げに恐る恐る骸を見ながら呟く綱吉。





「クフフ…はい、綱吉くんを連れて来たのは僕ですよ。ここは僕のアジト…とでも言えばいいのでしょうか」



どうしても綱吉くんを手に入れたくてね…と言いながら綱吉に近付くと座り込み相手を見つめる骸。





「手に入れるって?…何を言ってるの…?」


「僕は綱吉くんが欲しいんです。ずっと…想っていました。例え、他の誰かを好きだとしても絶対離しません。僕とここで暮らしましょう」


「な…冗談やめてよ。嘘でしょう…?今すぐ鎖外してよ!俺は家に帰るんだから」



信じられないような目を向け顔を青くしながら必死に鎖を外そうと暴れ。





「駄目ですよ…逃がしません。綱吉くんは僕のものです」



そう呟くと綱吉の手首を掴みながら唇に口付けをし綱吉を押し倒す。





「ふ……っひっく…嫌…やめてよ、怖い…帰りたい。お願いだから…」



大粒の涙が溢れ体を震わせながら必死に頼むが聞き入れるはずもなく。




「クフフ…今更綱吉くんを逃がすことなんて出来ないんですよ。綱吉くんが僕を夢中にさせたのがいけないんです」



綱吉に覆いかぶさり服を脱がしてゆく。





「やぁ…む…くろ……っ」



抵抗するが骸には敵うはずもなく…涙を流したまま受け入れることしか出来ない。


抵抗する力もなくなり骸にされるがままの綱吉。


骸は何度も腰を打ち付け綱吉が気を失うまで抱いた。





「綱吉くん…」



気を失った綱吉を見つめ…






やっと手に入れた…


これから僕なしでは生きられないように可愛がってあげますからね…。


僕の綱吉くん。




END...

          MUKUTUNA
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


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