計画的彼氏、彼女。
□尋常、心情
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「いや、あの、ちょ、トイレ行くだけなんで！！さーせん！！」
信長は笑顔で引き止める神の追ってをなんとか払い部室を出た。
（…たく、最近の神さんののろけがすげえ）
「あーあ、うらやましいなあ、あんなキレイな人と」
「まったくだな」
「そーだよなー、つうかみんなの名前さんだったのにーって、うお！」
「聞き役、お疲れさん」
「牧さん、…いたんすか？」
うわあ、聞かれちゃまずい部分もあったのに
「なんかうきうき話していたもんでねはいれんかったな」
「す、すみませんでした！」
「謝らんでいいさ、それより信長いいこと教えてやろうか」
「はい？」
「神は最近やたらとお揃いものを進めてくるらしいぞ」
「ぶっ、あの神さんがですか？」
「どうしても周りに名前ちゃんが彼女だって知らしめたいんだろうな」
「？？もう、公認カップルじゃないですか」
「二人の、というか神の心情かな」
「てかてか、それどこ情報なんですか？」
「名前ちゃんとはメル友だからな、忘れ物は明日でかまわないかな、じゃ信長また明日な」
「あ、お疲れした！！」
頭を下げながら信長は牧のしてやったりな顔に意味深なものを感じたが
（…、よくわかんねえな、恋愛って）
とりあえず、部室に戻って神の話をどう切り上げるかだけを考えることにした