11/06の日記

01:11
鬱小話
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今日は家族で日光に温泉旅行に行ってきます。

私の新車にキズをつける第一人者が、日光のお猿さんで無い事を祈りつつ行ってきたいと思います。

いろいろ面倒で憂鬱。
はー……行かないで家で寝ていたい気分。


以下、気分が落ちてるので超鬱な感じの沖土を置いていく。←迷惑



【言葉】



「好きです」

「……あぁ、俺も好きだ」


言葉というのは、実は勝手で。

口にした自分が伝えたかった事と、聞いた相手が捉えた意味が真逆だったりする。

ただ、素直に口にした想いがこの言葉なのに。

今僕が口にした愛の言葉は、貴方を縛る鎖になっただけ。


愛し合うというのは、幸せな気持ちを互いに確かめ合い深めて行く事だと思うのに。

僕たちがしているのは、相手の自由を奪う拘束の呪文。



「僕の事、愛してますか?」



毎回繰り返す問いにも、貴方は薄く笑うだけ。



「愛してる」



そう答えた貴方の言葉に、熱は無い。


ただの、こだまのよう。


「好きだ」と言えば「好きだ」と返ってくる。

「愛してる」と言えば「愛してる」と返ってくる。


じゃあ、それが。


本当の言葉じゃなかったらどうなのだろう。



「貴方を殺したいなぁ……」



僕にしか口に出来ない台詞。

これにこだまが返ってきたらいいなぁと思う。


僕を殺したいと思う程に執着してくれるなら。

僕は凄く、救われる。



「……いいぜ、殺しても」



なのに貴方の言葉は、違う。

いつも何処かでひいている。


僕と貴方の一線。


それまでは対等な場所に立っていたのに。

いきなり、立場が変わってしまうのだ。


貴方はその言葉を口にするのが、きっと優しさや愛情なのかもしれない。

でも、僕にはそんなの聞こえない。


「殺す」と言ったら「俺も殺す」と言って。


そうしたら僕は。



『じゃあ、一緒に死にましょう』



そう言えるのに。


貴方は一線をひいて下がってる。


最後まで伴にいる約束をくれない。


だからいつも拘束する呪文を口にしなければならない。


ただ、貴方が好きなだけなのに。


言葉って。



難しいですね。












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言葉って本当に難しい。
人の気持ちって本当に難しい。

鬱陶しいや。



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