ネタ帳

□吸血鬼と狼
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そのに


 リウは崖から人間の住む町を見下ろしていた。
 頬に当たる風に目を細め、胸いっぱいに空気を吸い込む。それからゆっくりと息を吐く。

 自分が今からやろうとしていることが、どれだけ愚かな事なのかは分かっている。群れに戻りたいのもやまやまだが、探究心が彼を突き動かしている。どう足掻いても、もう戻れない所まで来てしまった。
 狼族一の知りたがりは踵を返すと、振り向きもせずに森の奥へと入っていった。
 吸血鬼が住まう、洋館へと。



なぁ〜んて。
こんな感じのパロをいつか書きたいな、とか言ってみたり。
この後は結局吸血鬼に先に見付かって捕まって、軽く幽閉されつつ色々されれば美味しい(←
まあ、いざ書くとなると脱線しまくるんだろうけど。
でも最後はあまぁ〜くしたい。





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