夢の扉
□関係者立入禁止…。
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夢をみた…。
先生が殺されたところを。
「やめ……」
幼い自分は見て泣いているだけ、先生が朱く塗られていく…。
「や…め…ろ…」
自分の声は大人には届かない。
血だけが流れていく。
「やめろぉお!!」
パチッと目が覚めた。
首筋からは汗がツツーと流れでた、
「はぁ…。はぁ…。」
変に息を切らしている。
『起きたか?、高杉』
「!?」
声のした方をみると、
「居たのかヅラァ、」
『ヅラじゃない桂だ、随分とうなされてたな、』
「おめぇには関係ねぇよ」
『そうかい、それは邪魔したな?』
このめんどくさそうな声は…。