【眠らぬ街のシンデレラ】より



千早:「…ノエル、どうしたんだい?黙り込んで――…」



ノエル:『…何でこんな…』



千早:「…文句を言ったらダメだよ。
たくさん来て頂いてる皆様の為にこうして一肌脱いでるんだから」



ノエル:『…だからって…この格好――…』



千早:「…そうか…ノエルは和装より洋装が慣れてるから…。
……本当、彼女も酷な事をさせるね」



(…見たかったので(笑))



ノエル:『…何か言った…?』



千早:「…いや、何も…。それよりノエル、皆様に御礼を――…」



ノエル:『…御礼…あんたが来てくれると嬉しくなる。
温かくなって頑張りたいと思う。
まだまだだから…これからも応援…宜しく』



千早:「…それじゃあ僕も――…
君の訪問、とても嬉しいよ。素敵な時間を過ごせたかな?
それなら今夜は――…」



ノエル:『…何…してるの?』



ノエルの胡乱な眼差しに苦笑いを浮かべる千早。
それから居住まいを正して――…



千早:「…これからも君が癒されるよう一生懸命頑張るから…隣で支えていってほしい。
とにかく頑張るから――…」



ノエル:『…頑張るって何を――…?』



千早:「…それは秘密。とにかく、来て頂いた皆様に――…」



千早はカメラにノエルと一緒に並ぶと柔らかく微笑む。
千早につられるようにノエルも優しい表情で――…



千早:「…心からの感謝を籠めて――…」




『「…ありがとう」』






ノエル:『…千早さん』



千早:「…何?」



ノエル:『…この格好になる必要って…』



千早:「それは言ってはいけないよ。全ては皆様にお任せするという設定らしいから。
……続きはまたいつか――…」






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