Poem
□one
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例えば３６５日のうちの３６０日は
そのことを忘れていても
５日間だけはそのことを思い出す。
そして暗い闇に落とされたような・夜の森に一人置いてきぼりにされたような気持ちになって枕を濡らす…
あの言葉はあたしの人生をも哀しいものにした。
言葉ってまるいものじゃなかったの？
温かいものじゃなかったの？
刃のように尖って冷たいあの言葉は
あたしを容易く引っ掻いていった…
こんなにも苦しいのに彼は揚々と生きている。あたしが傷付いているのも知らずに。
あたしは彼が憎い…
殺したいくらいに憎い…