短編集


□しりとり
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ジーン「じゃあさ、ナル。カウントゲームやろう?数字を1から僕とナル交互に数えていくゲーム。一回に言える数字は3つまでで、20を言ったら負けね?」

ナル「なんで僕が、」

ジーン「じゃあ、始めまーす、1、2!」

ナル「…3」

リオ「ふふっ」

ジーン「4、5、6!」

ナル「7」

ジーン「8、9」

ナル「10、11」

ジーン「12、13、14!!」

ナル「15」

ジーン「16、」

ナル「17、18、じゅ、」

ジーン「え!ち、ちょっと待って!」

ナル「17、18、19」

ジーン「…にじゅー」

リオ「あーあ、残念。」

ジーン「ね、ナルもう一回やろ!」

ナル「1、2、3」

ジーン「4、」

ナル「5、6、7」

ジーン「8?」

リオ「くすくす、」

ジーン「え、なんでリオ笑うの?」

リオ「だってね、」

ナル「リオ。
9、10、11」

リオ「はーい、」

ジーン「えー?どういうこと?12、13、、、ちょっと待って、14も!」

ナル「15」

ジーン「16」

ナル「17、18、19」

ジーン「どうしてー?リオ、分かってるんしょ。教えて!」

ナル「少しは自分の頭を使ったらどうだ?」

リオ「ちょっと考えてみたら、わかるよ!」

ジーン「そうなの?うーん、」

リン【運転中】:心の中(どういうことなんでしょうか?何かコツが?ちょっと考えてみても、うーん、全然わかり、)

まどか「ちょっと!リン!さっきの曲がり角右折よ!」

リン【運転中】:(あ、私としたことが。)
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