短編集


□しりとり
1ページ/2ページ

〜古ホテルでの調査後、リオが退院し、
その帰り道、車の中での話〜


リオ「す、す、すー、うーん、あ!スミレ」

ナル「霊媒」

ジーン「い?いー、い、石頭!くっくっ、ナルのこと。」

リオ「ふふふっ、魔女!」

ナル「除霊」

ジーン「いー、い、イタリア。」

リオ「あー、あ!じゃあナルの得意技!暗示!」

ナル「地縛霊」

ジーン「い、い、いー、い、うーん、い、妹?」

リオ「とー?豆腐、」

ナル「浮遊霊」

ジーン「いー、いー、いー、いー、いー、えー?『い』なんて、もうないんじゃない?」

リオ「じゃあ、ジーンの負け?」

ジーン「いや!ちょっと待って、い、い、そうだ!板チョコ!!」

リオ「木の葉」

ナル「背後霊」

ジーン「い、い、、えー?また『い』?
あれ?さっきから、『い』ばっかりきてるじゃん!
ナル!
意地が悪いんだから!」

リオ「ら?ラッコ、」

ジーン「え?いいの?」

ナル「降霊」

ジーン「ええ!!ちょっとナル!」

ナル「早くしろ」

ジーン「あ!ふふん、イギリス国教会!」

リオ「一生懸命!」

ナル「位置エネルギー」

ジーン「ええ!!!?それって、『い』なの?
『ぎ』じゃなくて!?」

ナル「『い』だろ。」

リオ「『い』だね。」

ジーン「そんなの、ずるい!もう、『い』なんてないよ!!」

ナル「うるさい、」

ジーン「だって、ナルが!!!」

ナル「いちいち騒がしい、声が大きい、喧しい、」

リオ「あははははー!全部『い』で終わってる!」

ジーン「もう!絶対ナルとしりとりなんかしないんだから!」

ナル「騒々しい、調査書に集中できない、」

ジーン「ナルーーー!!!!」

リン【運転中】:心の中(犬の霊、とかは駄目なんでしょうか。)
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ