hatred song

□*seventh song*
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―文化祭前日


「準備完了だね?それじゃあ誰かに一回だけ体験してもらおっか♪」

「よし、じゃあ海翔と水音ちゃんでどうかな?」

「え、夏歌?」

「その2人だったらみんな全力でやるでしょ、ゴールさせないために」

「そうだね。水音ちゃん、田沼くん、よろしくね」

「えー…」

「いいからいいから!よーいスタート!」





「なんであの2人行かせたんだよ」

「苦しめたいから」


特に理由なんてないよ?
ただね、そう理由があるとすれば
ちょっとやりたいことがあるから


「さすがの水音ちゃんでも第一関門は難しいんじゃないかな」


第一関門…
学年1計算早い金井くんとの計算勝負


「第一関門突破したって!!」

「やるな…」

「第二関門はどうかな…?」


第二関門…
バスケ部エースとのワンオンワン


「第二関門クリア!」

「海翔か。アイツ、運動神経だけはいいからな」


第三関門…
粉の中に埋まった問題を口で探し出し、問題に答えなければならない
ただし、中には問題の書いてない"ハズレ"があるので要注意


「第三関門も突破!」

「ふぅー。じゃ行きますか!」
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