angel love
□淘謔P1章
1ページ/4ページ
数日後。
「んじゃね、皆!」
「ちょ、待ってよ。真央ちゃん、一緒に帰ろうや」
あれから私と明石くんの関係は続いていた
「今日は先約あるの」
「先約?誰?」
「圭祐。今、委員会終わったってメールきたから、一緒に帰るの。」
圭祐との距離は少し離れた
帰りもバラバラに帰るようになった
いつになったって慣れはしない、私の隣に圭祐じゃない誰かがいることが
そんな今日の朝、誰もいない1人の教室にやってきた圭祐が一言、
今日帰り待ってて
といって机に寝そべった
びっくりしたし
嬉しかった
それに、久しぶりに話せたことにドキドキした
そんなことが
私は圭祐に恋してるんだ
と今、はっきりと告げていた
「そーなん?俺も一緒に、」
「ダメ!!絶対、ダメ!」
「ひどいなぁ。そんな全力で拒否せんでも。」
「もう行くから」
「じゃあな、また明日ー」