angel love
□淘謔V章
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多分、そう。
今しかないね。気持ち、伝えられるのは。
「ラウ!」
あらかじめ圭祐に呼び出しておいてもらったラウ
「…真央。どうしました?」
圭祐は私のすることに気付いて少し顔をしかめたけれど、すぐに協力してくれた。
本当、圭祐はいい奴だよ
「私さ、好きなんだ。ラウのこと」
私の突然の告白に黙ったままのラウ
「ラウは?私のことどう思ってる?」
「…すみません。僕も真央のこと、好きです。だけど」
「恋愛感情じゃない、だよね。知ってる。知ってて告白したんだもん。」