angel love

□淘謔P章
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僕たちの学校にはある本を持ってある呪文を唱えると天使が現れるという伝説がある。
その天使と契約した者は恋が叶うという


「ニサッタカシリピリカクニネ!」

「あれ?でてこないじゃん。」

やっぱりデマだったか…

「いや、いますよ。ここに。さっきから。」

突然後ろから声がする

「え?あ…、ホントだ。すみません、気付かなくて。ちゃんと羽はえてる!」

そこには長身で爽やか系の男が立っていた
羽がはえてて服も何だろ、うーん、研究者みたいな格好をしている

「そりゃあ、天使ですから。それであなたの恋のお相手は?」

男がそう話し出すと急に紙とペンがボンッと現れた

今の…、魔法?

「…えっと、幼なじみの海藤真央。」
「わかりました。それでは契約者のサインを」

そう言って紙とペンを渡される

そういや今思ったけど言語は一緒なのか。
書いてある字も日本語だし

「…これでいいですか?」
「ありがとうございます。…春日圭祐くんですね?」
「はい。」
「じゃあこれから一緒に頑張りましょう!」

もう1つ。
こいつ今の会話ん中で一回も笑わなかった
顔は爽やかな感じなのになんか嫌な感じだな
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