the day after tomorrow
□†第4章†
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-弥都魅side-
香「いいなぁ、合宿かぁ。」
「弓道部はないのー?」
香「うん。」
「そっかぁ。あ、そういえば。弓道部にカッコいい先輩いるんでしょ?」
香「うーん…。最初はね、うちもいいな、とか思ったんだけど。」
「だけど?」
香「この前さ、犬に追いかけられてるとこ見ちゃったんだよね。しかも半分泣きながら。さすがにそれはなくない?」
私より上のひとが犬に半泣きで追いかけられてる…
うーん、ないな。
「ないね。やっぱ頼もしい人がいいでしょ。」
香「うん。サッカー部は?」
「分かんない。あ、でも浩先輩はいい人だよ!」
香「…浩?」