the day after tomorrow
□†第2章†
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-弥都魅side-
浩「よし。んじゃ休憩するか」
「はい。…てか相光先輩上手すぎですよ」
浩「弥都魅も上手いと思うけど。今日もあとちょっとだったじゃん」
「次こそはとってみせます!」
浩「頑張れ〜」
なーんか、話すことなくなっちゃった
うーん(´ヘ`;)
……あ!
「そういえば先輩って彼女サンいるんですか?」
浩「唐突だな、オイ」
「だって話すことないですもん」
浩「なんだ、それ。…前までいた」
「別れたんですか?」
浩「そんなとこ。弥都魅は?」
「いないですよ〜。なんかいい人いなくって」
浩「へぇ?弥都魅、モテそうだけどな。」
「そんなことないですよ。相光先輩の方が。…あ、先輩。」
浩「うん?」
「先輩のこと、浩先輩って呼んでもいいですか?」
浩「……」
「先輩?」
浩「…あ、あぁ。いいぜ。んじゃちょっと俺、顔洗ってくんな」
「あ、はい」
なんで先輩、動き止まったんだろ。
なんで…、あんな顔したんだろう。
あんな、見ているこっちも泣きたくなるぐらい切ない顔を。