the day after tomorrow
□†第15章†
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-香美夏side-
達也さんに会ってから1ヵ月が過ぎた。
うちは結局連絡することが出来ていなかった。
どんだけ臆病なんだ、うち。
・・・今はサッカー部の試合が終わってグラウンド整備をしているとこ。
??「ばか、なんで帰んねん!」
聞いたことのある声が聞こえた。
声のするほうを見ると、達也さんと・・・
??「やっぱ無理だって!」
健吾がいた。
しばらく動けないでいると達也さんがこっちに気付いた。
達「香美夏ちゃん、久しぶり!」
うちが近付くと健吾が振り返った。
健「・・・よぅ。」
「久しぶり・・・」
沙「香美夏ーっ!今日はもう帰っていいぞ!」
グラウンドから沙汰の声が聞こえた。
達「香美夏ちゃん、これからどっか行かへん?」
「いいです・・・けど。」
達「んじゃ待ってるから、着替えてきて♪」
・・・どうなってんの?
展開が急すぎて全然頭が追いつかない。
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→続きます。