アナザー本編
□04
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「うーん!さすが池袋最凶の妹!にあうねー!」
私は二人にカッターシャツとベストを渡され、これに合うミニスカートを選ばされたあげく、着せられた。
「あとはこのニーソで完成ッスよ!」
私は逆らえないと思って従う。
でも、我ながら似合ってると思う。というか、お兄ちゃんバーテン服着てるらしい。
「あの、池袋最凶って、どうゆうことですか?」
「え、妹なのに知らないの?」
「兄上様は、池袋最凶と恐れられるそれはそれはお強い方っすよ」
お兄ちゃんが、最凶?
「お兄ちゃん……怖がられてるんですか?」
「ま、あれだけ力あったらしょうがないよねー」
「そっすねー…」
お兄ちゃんのとこに、行かなきゃ。
無性にそう思った。
私は服を買った後に試着していたから、そのまま荷物を持って店を飛び出した。
「響ちゃん!?」
「なんすか!?」
二人の動揺した声を無視して走った。
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