inzm11

□どんなモノより君が好き
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「かーぜーまーるーくんっ!!」

背後から俺の名前が呼ばれた、

あぁ、今日も変態がやって来たか....


そうこうしているうちにヒロトは俺のすぐ近くまで寄って来ていた。

「ねぇ、風丸くん今日も綺麗だね」

そんな事をさらりと言われたが、正直複雑な気持ちである。
きっと褒められているんだろうが、どうせなら格好良いとかそういう事を言われたい


「風丸くんはもうご飯食べた?」

「これから行くところだ」

「じゃぁ、一緒に食べよ?」

「あぁ、そうだな」

俺達は食堂へ歩き出した。






「……。」

「はい、風丸くんあーん」


周りの視線がすごく痛い。


「風丸くん?」

そしてその原因であるヒロトは気にしてないのか、気付いてないのか....

「あ、もしかしてブロッコリー嫌いだった?でもね、食べなきゃだめだよ?」

とか言いながらブロッコリーをフォークに刺したまま俺にずいっと近づけてきた

「違う!!、ブロッコリーぐらい食べれる!!」

「ふふっv意外だな、ブロッコリーが苦手だなんて、可愛いv」

「だから違うって!!?話を聞け!!というか可愛いとか言うなっ!!!」

「風丸くん、みんな見てるよ?食事中はしー」

なんて言いながら指を唇にあてしーっとされた
聞く耳を持たないのか素なのか、とりあえず叫んだので疲れた....










食事を終えた後、なんだかすごく眠くなったので俺は自室に戻った
その時、なぜかヒロトもついてきた

「ふわぁ、」

「風丸くん、眠いの?膝枕してあげるよー?」

ヒロトはそう言いながらベットに腰かけ膝をポンポンと叩いて促してきた

「ん、遠慮する....」

俺はヒロトを超えてベットに寝転がった

あー、本格的に寝る....
意識がまどろみだした頃にそれは急にやって来た衝撃

ぎゅぅっと体に何かが巻きついてきた

「っ!!!?な、なんだ?」

「風丸くん、好き」

どうやらその衝撃はヒロトが抱きついて来た衝撃だったようだ

じゃなくて、は、好きって....え?

「え、え...」

思考が追いつかない、さっきの衝撃より更に大きな衝撃が俺を襲った

「だからね、俺風丸くんとキスしたいなぁv」

「っな!!!キキキキ、」

き、キスなんて、な、何言ってんだこいつ!!!
風丸の顔は可愛らしく赤面していた

「風丸くん照れ屋さん、可愛いねぇv」

「うっさい!!!ばか!!!//」

「そんなとこも好きだよ、」

「何言って....

ちゅう

その瞬間、俺の口とヒロトの口が重なった

「ごちそーさまーv」

「.....ばかぁぁああ!!!///」









◆e n d◆


中途半田くんですが、終わりです。
ヒロトくんは変態な攻めですねぇ、おだやかだけどいけしゃーしゃーとしてたら良いなぁv
そしてうぶ丸さんは好きです、私が書くとそれっぽいにしかならないんですよねぇ;;
表現不足はすみません、
読んで下さった方有難うございました。

感想などお待ちしてますノノ



 

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