inzm11

□お兄ちゃんの特権
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僕は双子の弟のアツヤの事がだいだい大好きな普通の中学生吹雪士郎。

あ、普通より少し女の子にモテるかな?

「あーつやっ!」

僕は勢いよく弟に後ろから抱きつく

「っな!離れろ!!」

アツヤは案外照れ屋さんだからこういう公衆の目につくところでスキンシップ(と言い張る)をとると
耳まで真っ赤にして僕を怒る、まぁそんなとこも可愛いけどねv








でも最近、心配なことがあるんだよね

それはアツヤがモテ始めたこと。

そりゃ、僕がモテるんだから顔のそっくりなアツヤが今までそんなにモテて居なかった方が不思議だ
でも性格が荒いおかげでアツヤに悪い虫はつかないって思ってたんだけど

僕の考えは甘かったかな

アツヤはあんなに格好良いしね、兄の僕が言うんだから間違いない。

アツヤ大好き


「おい、士郎」

「ん、なぁに?」

「さっきからぼうっとして何か悩みか?」

何か考え込んじゃってたみたいでアツヤが僕の顔を覗き込んで様子をうかがってきた

「違うよ、アツヤが居なくなったら僕は1人ぼっちになっちゃうのかなって」

1人は嫌だよ、アツヤが居なくなったら僕はどうしたら良いの?

アツヤが離れて行ってしまうかもしれない、そう考えただけで体の奥がずんと重たくなるのを感じた


ぎゅ

「.....アツヤ?」

「どうしたんだよ、俺と士郎はずっと一緒だろ?」

アツヤに抱きしめられてそう言われた瞬間、僕の目から1粒の涙が流れるのを感じた。


「ねぇ、アツヤ好き」

「うん...」

「ちゅーして良い?」

「別に、士郎がしたいならすれば?どうせ嫌って言ってもするんだろ?」

「うん、ありがと」


僕は誰よりもそばに居てくれるアツヤに愛しのキスをした


















中途半端だけど終わろうず。

こんなはず、じゃなかったoyz
まぁ終わったので良いや(楽観的。

読んで下さった方ありがとうございます、
感想とか、待ってます!!!!

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