inzm11

□溶ければ良いのに
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※アツヤ生きてる設定だと思う。何かナチュラルに居た。




すごく暑い暑い日、

これは熱中症とかしゃれにならないくらい暑い日

アツヤくんと僕は何気なく一緒に居た


「アツヤくん、良い物食べてるね?」

「あー、うん。すげー冷たい」

そう言いながらもなおアイスを食べるアツヤくんの横顔に酷く惹かれた


「良いなぁ、僕にも一口頂戴?」

僕を横目で一瞬ちらっと見た後

「ん、ほら」

そう言って食べかけのアイスを僕に差し出してくるアツヤくん


なんだろうか、すごく魅せられている、

可愛いとは少し違って

首筋に汗が滴っているのも目の前に差し出された食べかけのアイスも含めて全てが

僕を魅了する


暑さでぼうっとする頭を必死に働かせて思考を巡らせる


「ありがと」

僕はそう言って溶けかかるアイスを一口かじった

口の中爽やかなソーダ味が広がる

「美味しいね」

アツヤくんはまたアイスをしゃくしゃく食べて始めていた

「ん、」

短い返事を聞いたあと僕は堪らなく目の前でアイスを食べる彼が愛おしいということを自覚する

「アツヤくん、また一緒に何か食べよ?」

僕がそう誘うと一瞬驚いたような顔をしたあとに良いぜと快い返事が返って来た


「でも次はアフロディのおごりな?」

そう言って笑う彼が可愛くて

思わず、

とんっ。

彼の口に僕の口を重ねた


「っな!!!!」

「君が悪いんだよ?」

これからが楽しみだ














終わり、というか終わる。

途中から自分が何書いてるか分からなくなってきた。
最初はけんかっぽい軽い感じでアイスを食べる2人を書きたかったのになぜかこーなった。

相変わらず短い。そして季節はずれなのはこれを元々夏休み中に考えたからです。
課外のノート見たら落書きが残ってました。

読んで下さり感謝ですv。
 

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