short

□とりあえずさようなら
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『そんなにあたしの髪いじるの好き?』


「めっちゃ好き」


『暇あればあたしの髪いじるよね』


「だって触りたくなる髪してんだもん」

『それってあたしの所為なの?』

「おう」


『それよりケツ痛いだんけど』

「女がケツっていうなよ」


『おケツが痛いです』

「なんか違うぞ」



「おし、できたぞ」


『なにこれ、ツインテール?』


「バランスいい!さすがだ俺」


『嫌だこれ』

「何で。可愛いじゃねえか」


『取っていい?』

「えー。しょうがねえな」


ゴムをするすると取っているときにパチンっという音が鳴った


「げっ」

『切れたね』


「まあいいや。」

『よくないー。お気に入りだったのに』


「景莉、こっち向いて」


『ケツ痛くてそっち向けない』

「いいから」


景莉をゆっくりとこっちを向いた

そんなにケツ痛いのか。



『向いたよ』

「やっぱこっちのほう可愛いわ」


景莉の額にキスをした


「ケツ痛くさせた分、な。」


『うー・・』


唇に近づく。

あと1cm


俺の唇と景莉の唇の間に景莉の人差し指が割り込んできた


『ゴム、買ってよね』


「まだそれかよ」


『買ってね』


「買うから買うから」


『ホントー?』


「ほんと」


『じゃあいいよ』


唇が重なった。

胸でも触ってやろうかなあ。

手を景莉の胸に触れた



『そこまだしていいなんて言ってない』


「俺がしたい」


『やだ』


「拒否は認めません」


『ちょ・・・っ!修兵!』





まあ、今はとりあえず





我慢からさようなら

(修兵ってムッツリ?)
(何てこと言ってんだよ)
(んじゃあ、オープン変態?)
(ただの変態だ)











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