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□虹色グロリア
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「雛森、景莉知らねえか?」



「え?景莉ちゃん??景莉ちゃんはちょっと今・・取り込み中で」


「取り込み中??」


「こ、今度女性死神協会でイベントするんだけど」



「へぇ」


「だ、だから!!今はちょっと無理かなーって・・・」



「そうか分かった。んじゃ景莉に俺が呼んでたっていっておいてくれねぇか?」


「うん、分かった」









雛森なんであんなに焦ってんだ・・。

まあいいか。



景莉がくるのを九番隊舎待つことにした。







『乱菊さん嫌ですー!!』


「いいから!こういう企画なんだから」



『あたし承認してませんよ!?』


「つべこべいわないの!!」



『そんなぁーっ!!』




「はい、どーん!」



『んぎゃぁ!!』






いきなり景莉が副隊首室つっこんできた




『いったぁ・・・』



「おい・・・景莉なんだその格好」



『あ、は・・はは・』



とっさに景莉は逃げることを試みたが振り向くと後ろに乱菊さんがいて逃げれない状態だった



「どう?修兵。景莉かわいいでしょ?」



「景莉に・・な、なにしてるんすか!!」



「なによォ、ロリータ服は嫌い?」



「そういう問題じゃなくて!!」



そんな格好があってたまるか!
ピンクのミニに白のフリルって・・・。
しかも髪もかわいくセットしやがって!!



「さ、殺人ものっすよ!!」



「ですってよ、よかったわね景莉」



『え?あ・・・・う・・』



なにこいつ!可愛い!!




「つか!女性死神協会は何してるんすか!!」



「今度写真集だすのよ。もういろいろとっちゃってコレが最後だから彼氏の修兵に見せてあげようかなぁって」



「ちょ、そんなのいつのまに!!」



「あたし用事あるからいくわね、手出すんじゃないわよ。キスマークなんてつけたらぶっ飛ばすわよ」



「なんでっすか?!」


「あんたのキスマーク邪魔で写真とれないわよ」


『ら、乱菊さん!!』



「じゃぁ〜ねぇ」



乱菊さんはなにもなかったように去っていった





「はぁ・・」



『しゅ、修兵??・・・怒ってる?』



「あぁ、めちゃくちゃな」



『ごめんなさい・・あたし、断れなくて』



「もういい」



『ご、めん・・ なさい』



「あーあ・・泣くな泣くな、ほれこっちこい」



景莉を自分の膝においた




「俺が怒ってんのは写真集でるってこと。お前自分の格好どれだけ可愛いかわかってる?」



『ふ・・ぇ?』



「たっく・・写真集でたら男共がお前に欲情すんだろ」


『よ、欲情って・・・』



「まぁ、俺が追い払ってやっけど。それよりお前他になに撮った?」



『何って・・えっと・・・・。』



「覚えてねえほど撮ったのかよ・・」




『修兵、この格好いや?』



「その反対。めっちゃ好み」


顔真っ赤にした景莉にキスしてやった




「可愛いのが100倍可愛くなったな」




『・・・バカ』




「可愛い。」











写真集買うか、

(景莉!!なんだこの水着は!!)
(ちょ、買ったの!!?)
(買うに決まってんだろ!!んで誰のだこの水着!!)
(ら・・乱菊さんから借りた)
(取ってこい、着て俺に見せろ)
(やだぁ!!)
(コレ撮ったの全部だれだ)
(・・・・・・・・阿近さん)
(・・・・バカヤロォォォォ!!)
(ごめんなさーーい!!)








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