耽溺クライシス

□お誘い
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一旦お風呂から出て、軽く着替えた。
着替え終わると乱菊さんがソファに座っていて、景莉と俺は乱菊さんと向かい合わせに座った


「いいわね。水風呂」

『気持ちよすぎて寝てました』

「でしょうね」

『乱菊さん、何しに来たの?』

「誘いに来たのよ」

「誘い?」


乱菊さんは楽しそうな顔をしていた


「海に行きましょ!」


『海?』


「そう海!」


『やったぁ!!』


景莉はバンザイをして立ち上がった。
そういえば、夏になったら行きたいとか言ってたな。


「修兵もくるでしょ?」

「景莉が行くなら行くっすけど、いつ行くんすか?」

「明日よ」

「きゅ、急っすね」

「だってこんな猛暑日耐えられないもの」


確かに、それはいえてる。


「人はたくさん集めておいたから最後にあんた達を誘いに来たのよ」


『乱菊さーん』


景莉は手を上げた。


「なあに?」

『水着ないでーす』

「はあ!?早く言いなさいよ!馬鹿!」

『修兵、馬鹿言われた』

「そりゃそうだろうな」

「修兵、あんたはあるでしょうね」

「まあ、あるっちゃぁ・・ありますよ」

『裏切りものー』


「そうと決まれば行くわよ!」

『どこに?』

「水着を買いに!」

『えぇーいまぁ?』

「あんた泳げなくていいの?それともすっぽんぽんで入るの?」

「俺はそれでいいと思う」

『黙れ修兵』

「はい」



乱菊さんと景莉は水着を買いにいくそうです。
俺もついていくって言ったら乱菊さんから「景莉にとびきり似合う水着選んであげるからお楽しみにしてなさい」と囁かれた。


はい、待ってます。





想像して待ってます

(んふふっ)
(乱菊さん、顔やらしい)
(あら)








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