耽溺クライシス
□言葉
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『咆えろ蛇尾丸』
「おいおいどうした」
『ああやって言ってるけど実際蛇尾丸が吠えた事ないよね』
「そっちの吠えろじゃねえだろ｡咆えろだろ」
『ほえろほえろ五月蝿い｡ほえろの意味すら分かんなくなった』
「とりあえず咆えろな」
『蛇尾丸だって好きで咆えたいわけじゃないよね』
「そりゃあそうだろうな」
『千本桜だって散りたくないよね｡まだ咲き誇っていたいよね』
「朽木隊長に言ってみろよ斬り刻まれるぞ」
『女性には優しいよ､きっと』
「きっとな」
『結局あたしがいいたいのはですね』
「勝手にまとめんのかよ」
『なんで吠えなきゃいけないのかですよ』
「咆えろな」
『んー､謎は深まるばかりだ』
「お前最初と言ってること違うくね?蛇尾丸は咆えた事ないっていうことを言いたかったんじゃねえの?」
『それはもういいや､あぁ｡もうこれも飽きた』
「飽きるの早いな」
『もっとさ､可愛く斬魄刀を解放しない?』
「可愛くする必要ないだろ」
『なんかさ､いっくよーっ！みたいな』
「戦う気なくするわ」
『んじゃぁ･･俺と共にこい!風死！的な』
「絶対やんねえかんな」
『一回今度やってみてよ｡そうすれば風死も気持ちよく出てこれるハズ』
「ぬるぬる出てきそうだな」
『なんか気持ち悪い』
「だろ」
『何そのどや顔。腹立つー』
「他にねえのか？」
『ノッてきたね｡』
「飽きてきた」
『どっちだよ』
めんどくせーよ。
なんだよ言葉なんて､もう何でもいいだろ
『あ､わかった』
「何々？」
『Are you ready?』
「英語使うな､腹立つ」
くだらねえ
(いいと思ったのに)
(俺､刈れで良かったって今すごく思った)
(失礼ね)