耽溺クライシス

□すいか
1ページ/1ページ







隊員からスイカを貰った。



景莉と二人で食べるには無理があるから乱菊さんと阿散井を呼んだ


なんか全員黙々と食べてる


「わいわい食べようぜ?」


「わいわいってなんすか?」


「例えば、ほら・・なんか面白おかしく笑ったり」


「あ、恋次!ちゃんと最後まで食べなさいよ」


「甘いところがうまいんっすよ」


「贅沢なこと言ってんじゃないわよ」



「さっきから景莉はなにやってんだ?」


『ベタベタする・・・』


「お前かぶりついたろ」


『かぶりつくでしょ、普通』


「おま、その手で俺のこと触れたらぶっ飛ばすから」


『それ触って欲しいってことだよね』



景莉は俺の死覇装にベタベタの手をなすり付けた



「ばっちぃ!」


『ヒドイ』


「ひどいのはおまえだっつーの」


『そんなことないよ』


ギャイギャイと言い合いが始まった



『腕そんなにさらしてると露出魔!って言われるよ』


「全国のノースリーブ着てる人に謝れ」


『いやじゃ』


「生意気言ってっとキスすんぞ、めっちゃ濃厚なやつ1時間」


『死ね』



「うわ!種飛ばすなよ」



『すいませんね』



「すいませんで済んだらポリスメンはいらねェんだよ」


『種ごときでうるさい男だ』







「悪いこといわないからもうあんたら余所でやんなさい。すいかあげるから、ね?」











今度はメロンにしてもらおう


(ベタベタするー)
(拭くな!触んな!)








[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ