旧funny!!
□第9話
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真田「ハァ…ハァ…ッ、どこだァァァァ!!出てこい錦戸ォォォォ!!!!」
美緒「………」
『出てこい』って言われて出てくるアホが、このご時世にいるとでも思ってんのかしらあのおっさん。
やっぱりバカね。
今私は、屋上にいる。
え?どうやって入ったのかって?
ふふっ、知りたいの?(黒笑)
まぁ、知ったら知ったで、もう後戻りは出来ないと思うけどね。
そんな訳で私は屋上から双眼鏡を使って様子を見ている。
ちなみに、双眼鏡はすれ違いざまに生徒から拝借しましたw
あ、ここは私じゃなくて、何でその生徒が双眼鏡を持っていたかにツッコんでね?
さて…これからどうしようかしら…
ここで様子を見るのも楽しいけど、そろそろ飽きてきた。
そう思って立ち上がったその時、
真田「Σそこかぁぁぁぁ!!!!見つけたぞ錦戸ォォォォ!!!!」
美緒「げっ」
真田「屋上とは…どうりで見つからない訳だ!卑怯だぞ!!待ってろ!捕まえてやるぅぅぅぅ!!!!」
そう言って一目散に校舎に向かってダッシュして来る。
うわ、必死乙w
ってか、見つかったんだから逃げるに決まってんでしょ。
まったく、頭が堅いったらありゃしない。
おっと、こうしてる間に来てるんだった。
慌てて屋上のドアを開け、階段を駆け下りる。
すると、廊下の向こう側からおっさんの声が聞こえてきた。
…うるさいおっさんね^^
ここで遠距離型の黒魔術使ってもいいんだけど…魔王とかに居場所が割れると面倒なのでやめておく。
あ、でもさっきのおっさんの叫び声で割れてるか☆あちゃー(´∀`)ヾポリポリ
…………やっぱりシメとこうかしら☆
うふふふふふふふふふふh【強制終了】
美緒「ちょっと!そこのおっさん!!」
真田「Σむっ!誰がおっさんだ!!…って、錦戸ぉぉぉぉ!!!!そこにいたか!!」
美緒「アンタ、よくもこの私の居場所をバラしてくれたわね。お仕置きよ」
真田「なっ…お、お仕置きだと!?たっ、たるんどる!!//」
美緒「えっ、何顔赤くしてんの、キモーいwwww」
真田「あ、赤くなど無いっ!!//」
ちょ…真面目に何なのコイツ。
真性のドMなんじゃないの。
真田「と…とにかくっ、大人しく捕まるのだ!!//」
美緒「は?捕まる訳無いでしょ」
真田「Σ何っ!?じゃ、じゃあお前は一体何しに俺の所に来たんだ!?」
美緒「さっき言ったでしょ。お仕置きしに来たのよ」
真田「だっだからたるんどると言っているだろう!!//」
美緒「その単語聞いただけで真っ赤になるアンタの方がたるんでるわよ」
真田「Σ!!」
美緒「だから、今すぐくたばりなさい」
真田「なっチュドォォォォン!!!!ぐぁぁぁぁああああああああっ!!!!」
美緒「…我ながらすごい威力ね…」
あ、ちなみに今くらわせたのは私の黒魔術よv
うーん、いい感じに焦げてるわね。
よし、まずは一匹撃破出来たわ。
この調子でどんどん殺s……倒しちゃうぞ☆
そう思っておっさんに背を向けたその時、横の教室からいきなり手が出てきて、中に引きずり込まれた。
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