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□宿題
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―――数時間後
「終わったぁぁぁぁ!!!」
ほとんど終わってなかったに等しい課題が全て終わった。
これで遊べると思うと、安堵感が生まれる。
「次郎ありがとう、ホントに感謝してます!!」
「別に」
せっかくお礼を言ったのに素っ気なく返されてしまった。
普段の私ならそういう態度にムカつくが、そんなことより宿題が終わったという嬉しさでいっぱいだった。
宿題を一気にやったからか、今ごろ疲労が出てきて眠くなってきた。
終わった課題たちをスクールカバンの中にしまい、ベッドに寝転がった。
次郎におやすみー、と言って目を瞑ったが違和感を感じてすぐに目を開けた。
目の前には次郎が妖しい笑みを浮かべながら私を組み敷いていた。
「じ、次郎さん?何してるのかな?」
「褒美をもらおうと思って」
「褒美?」
「言ってたんじゃないか、『なんでも言う事聞くし、何でもするから』って」
「あ゛……」
数時間前の自分の言葉に後悔する。
とにかく次郎を退けようと必死に言葉を探す。
「じ、次郎!私寝たいんだけど…」
「……わかった」
「へ?」
「ぐっすり寝られるように更に疲れさせてやるよ」
「ちょ、待っ・・・」
その後、次郎の思うがままにされて、私はいつもの倍以上の時間寝ました。
宿題
(褒美は体でいいぞ)
(いやだぁあぁぁぁああ)
((もう二度と次郎に手伝ってもらわないと決めました))
友達から案をもらいました!
名前変換なし+駄文でスマソ!!!