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□Lovin'you
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放課後、僕は先生の家に来ていた。
金曜の夜は、毎週ジェジュン先輩の家に遊びに行くと言う名目で
先生の家に泊まりにきている。
ほんとは日曜の夜までいたいのに、『家族や友達との時間も大切ですよ』と言って
土曜の夕方には帰されてしまう。
(もっと一緒にいたいのになぁ…)
こう思うのも僕だけかな?なんて思うと、またため息。
もらった合鍵についているキーホルダーは、修学旅行のお土産に先生とお揃いで買ったものだ。
本気と冗談半分ずつで、僕の名前入りのストラップも渡したけど、一向につけてくれる気配はない。
本当に、僕との関係がバレないように気をつかっているのだ。
「頭カタイよなぁ…だから教師やってるんだろーな」
「誰の頭がカタイんですか?」
するはずのない声に思いっきり振り向くと、先生が不適な笑みで壁にもたれかかっていた。
金曜は遅いはずなのに…
「は、早かったね先生♪」
「今日はたまたま早く片付いたんです。君が待ってると思って急いで帰ってきたんですが…
まさか僕の悪口を言ってるとはね」
「ゎ、悪口なんて…」
後ろから羽交い締めにするように抱きこまれる。
先生の匂いに包まれるこの瞬間が、一番好きだ。
「…ぁッ!?」
「君も、カタくしてあげましょうか?(笑)」
長い指先が、制服の上から自身をなぞったかと思うと
ベルトを緩めて下着ごしにゆるゆると揉まれる。
その馴れた手付きに、僕の中心はすぐに反応を見せた。
頭を擡げ始めた先端を挫くように刺激されれば、身体の力は簡単に抜けていってしまう。
「もっ…ッ先生!ッ帰ってきた…ばっかなのに…ッ」
「カタいところは、解さないと…ね」
「あッ…ゃ…ばかぁ…ッ!」
あっと言う間に制服を剥ぎ取られて、ベッドに優しく沈められる。
身体を這う先生の舌に、なぞる指先に 抵抗することなんてできない。
先生は僕の身体を僕より知っていて、なんだかそれが更に厭やらしい気持ちになる。
「ンぅ…ッ!ぁあッ!…ッね…ッ先生…?」
「…なんですか?」
「ぁッ!…先、せ…ッも…!」
僕を責め立てる舌も指も止まってはくれなくて、うまく言葉を紡ぐことができない。
先生はそれを知っていて、わざと僕の感じるところを執拗に責めるんだ。
「先生ッ…も…脱いで…」
「…ダメです」
「ぁぁ…ッ!だっ…ッてぇ…!僕、ばっかり…ンっ!」
ネクタイを緩めようと伸ばした手を取られて、シーツに押し付けられる。
拘束から逃れたくて抵抗すれば、身体を走る刺激はどんどん激しさを増して
先生のシャツを掴む手はなんの枷にもならず
僕は呆気なく高みへと上り詰められてしまう。
「ぁッあッ!ッやぁ…ッセン、セ…!」
「ジュンス…っ」
「ゃッぁ、ぁああ――――――!!!!」
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