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□Choosey Lover
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中心街にも近くて、広いユチョンの部屋に僕が転がり込む形で始まった同棲生活。
もっともっと一緒にいたくて、ユチョンから話を持ちかけられたときは
舞い上がるほど嬉しくて二つ返事でOKした。
初めの頃はほぼ毎日部屋でイチャイチャラブラブしてて
『ジュンスが部屋で待ってると思ったら寄り道できないよ』なんて言ってたくせに
「…今日も遅い。」
昨日もおとといも。
最近ずーっと午前2時は過ぎる。
ユチョンは友達も多いから、やたらと飲み会に誘われることが多くて
『一緒に行く?』って誘ってくれたこともあったけど
ユチョンの友達なんて面識ないし 何より僕はお酒飲めないし…。
ベロベロになって帰ってくることはそうないけど、
たまにユチョン以外の香水の匂いがして
疑いたくないけど、まさか…なんて思っちゃったりして
「同棲、失敗だったかなぁ…」
ユチョンのことは信じてるけど、こんな風に少しでも疑ったりしちゃう自分は本当に嫌。
一人で悶々としちゃって、こんなに嫉妬深かったんだなって気付いちゃって。
こんな可愛くない自分、ユチョンには知られたくないなぁ…
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