頂き物・捧げたもの
□夢だけど、夢じゃなかった!!
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手鞠が見た夢の夢小説です。
名前変換はなしにしています。
『ねえねえ、臨也。』
背を向けて新宿の景色を見ていた臨也を呼べばそっと振り向く。
「ん?どーかした?」
そっと傍に近寄り、自分よりも高い臨也を見上げて言った。
『キスしよ。』
「・・・え?」
『いや、だからキスしよ。』
ほんの少し目を開き、問い返す臨也。
「どうしたの、急に。」
『まあまあ、気にしない。
だからキスしよ。』
「だからどうした・・・んっ。」
自分より高い身長の臨也の腕を引っ張り、届くようにして臨也の言葉を遮ってキスをした―――
手鞠『・・・・っていう夢を見たんだけど』
ことり『死ね。』