Vitaminもの

□大好きなものから大好きなものへ
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「はい、もしもし」
『あ、もしもし。北森先生かい?桐丘だけど』
「はい、どうしました?」
『今、大丈夫かな?うちの息子達が北森先生と電話がしたいんだと言って聞かなくて…』
「あはは、大丈夫ですよ」
『休みなのにすまないね…じゃあ、早速変わるよ』
「はい!」
『あ、もしもしお姉ちゃんですか?亮です』
『大でーす!』
「はい、こんにちは」
『こんにちは!お姉ちゃん、明日って暇ですか?』
「大丈夫だよ。どうしたの?」
『大と一緒にお姉ちゃんのおうちに遊びに行きたいなって』
『あそぼー?』
『こら亮、大。そんないきなり言っても北森先生にだってご用が…』
「あ、私なら大丈夫ですよ」
『ほら、お父さん。お姉ちゃんも良いよって』
『やったー!』
『まったく…北森先生、申し訳ないね』
「とんでもないです!二人が遊びに来たいと言ってくれるなんて嬉しいです!」
『そうかい?じゃあ明日、二人と遊んでもらっても良いかな?』
『『いいともー!』』
『こら!』
「あはは、もちろんです。こちらこそよろしくお願いしますね」

桐丘先生、亮君、大君とこんな電話をしたのが、一昨日の話。
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