短文
□言ってみよう! 2
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続いて。
「誰かいねェかな?」
「簡単には見つからねぇだろ」
と──
「お、一護じゃねぇか」
恋次だった。
「なんだよ、一護。こっちに来るなら連絡くれよ」
「……………」
「一護?」
「恋次の中の人って、BASARAか銀魂にいた?」
「え?一護?」
「コクトー、いた?」
「いや…記憶に無ぇな」
「一護?中の人、て…」
「………………」
「………………」
「なんで2人して黙るんだ?」
「…オレ、恋次のカッコいいセリフ聞きたかったのに」
「え…カッコいい…」
「まぁ、いいか。
行こ、コクトー」
「ああ」
「え?え?え?」
一護は恋次を残し、行ってしまった。
状況が分からず、ただ唖然としている恋次の肩に、コクトーは手を置いた。
「まぁ…そういう時もあるぜ」
「え…(゜-゜)」
続いて。
「あ」
亀のぬいぐるみに入った、義魂丸のノバが。
「可愛らしいな」
「だろ♪」
一護はノバを抱き上げ、コクトーに見せる。
「よろしく」
ノバは静かに言った。
「え〜と、ノバの中の人は…」
一護ははっ、と思いだし、パフェを取り出した。
「どこから出した、一護」
「はい、銀さん!」
「糖分が足りないんだけどぉおおおお!!!」
「あ、言った」
「おお…」
「(-_-)」
「もう一丁♪」
と、一護は木刀を渡す。
「てめぇらぁあ!それでも銀魂ついてんのかぁああああ!!」
「銀さんだ…♪」
「嬉しそうだな、一護」
「次の♪次の♪」
銀魂の主人公ボイスのため、一護はとても嬉しいそうです。
杉田ボイスがお気に召した一護である。
「ノバ、銀さんボイスで何か言って♪
コクトーは人気投票ネタやったから、それでもいいし♪」
「人気投票、て…、主人公でありながら3位独占したお前には酷なネタじゃねーのか?
ま、俺は1位独占だけどな。主人公だから」
↑銀時ボイス
「………………」
「一護?」
固まった一護の顔を、コクトーは覗きにこむ。
「………3位………」
「い、一護?」
「うえぇぇぇぇぇぇん!!こくとぉぉおおお!!」
「泣いたー!?」
「こくとぉぉおおお!!」
コクトーに抱きつく一護。
「あー、よしよし。いい子、いい子」
「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
「一旦、終わりで」
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